日本全国には数多くの神社が存在しますが、金運が上がる神社はどこか知りたい方も少なくないでしょう。
特に大阪は商売繁盛や出世祈願ができる神社がたくさんあるため、近くにお住まいの方・出張や観光で大阪を訪れる方はぜひ参拝してみてください。
今回は、大阪府にある金運アップ神社を7つご紹介します。それぞれの神社特有の歴史やおすすめスポットを把握し、願いが成就するように祈りましょう。
目次
1.今宮戎神社 (大阪市)
大阪市浪速区にある「今宮戎神社」は「いまみやえびすじんじゃ」と呼ばれており、恵比寿様が祀られている神社です。
利便性の高い場所にあるため、アクセスがしやすく、多くの参拝客が訪れます。
1-1 今宮戎神社の歴史
今宮戎神社は創建が推古天皇の時代であり、非常に長い歴史を持っている神社です。聖徳太子が四天王寺を建立した際に、守護神を鎮座させたことが始まりだといわれています。
主祭神である「事代主神」は七福神の恵比寿様と同様のご利益があるため、財運アップや一攫千金を期待できるでしょう。地元の方々からは「えべっさん」と呼ばれ親しまれています。
1-2 今宮戎神社のパワースポット
今宮戎神社が最も盛り上がるのは「十日戎」という商売繁盛を願うお祭りです。毎年1月9日〜11日に開催されますが、参拝者数は3日間で100万人ほどと活気があります。
福笹に縁起物で吉兆を付けることでご利益が受けられるので、ぜひ試してみると良いでしょう。他にも「福小判」や「福銭」など運気が上がるアイテムが揃っています。
1-3 今宮戎神社の基本情報
今宮戎神社 | |
公式ホームページ | https://www.imamiya-ebisu.jp/ |
住所 | 大阪府大阪市浪速区恵美須西1-6-10 |
TEL | 06-6643-0150 |
アクセス方法 | 南海高野線「今宮戎駅」下車すぐ |
駐車場 | 無し |
2.大国主神社(大阪市)
大国主神社も大阪市浪速区にある神社です。敷津松之宮の摂社で「木津の大国さん」の愛称で親しまれています。
メディアにも取り上げられているので、ぜひチェックしてみてください。
2-1 大国主神社の歴史
大国主神社の歴史は1744年から始まります。出雲大社から勧請されて建てられているため、縁結びのご利益も期待できるでしょう。
敷地の南北側に敷津松之宮があり、東西側に大国主神社があるため、参道が交差していることも注目ポイントです。
頑丈な結界が張られているので、丁寧にお祈りすることで願いが成就しやすくなります。
2-2 大国主神社のパワースポット
大国主神社には、日本一の大きさを誇る大黒様が祀られています。社の前にいるのは、大国様の持ち物である米俵と打ち出の小槌を持った「狛鼠」です。
狛犬ではなく狛鼠である由来は、大国主神が白ねずみに命を救われたことがあると書かれた古事記が存在したことからきています。
また、財布や金庫に入れておくとお金が増えるといわれている「種銭」も運気アップは重要なお守りです。収入アップや宝くじ当選を願いたい方は、種銭をいただきましょう。
2-3 大国主神社の基本情報
大国主神社 | |
公式ホームページ | ‐ |
住所 | 大阪府大阪市浪速区敷津西1-2-12 |
TEL | 06-6641-4353 |
アクセス方法 | 地下鉄御堂筋線「大国町駅」より徒歩約3分 |
駐車場 | 無し |
3.御霊神社 (大阪市)
大阪市中央区にある御霊神社は、ビルが建ち並ぶオフィス街に鎮座しています。
地域では「ごりょうさん」と親しまれており、縁結びや厄除け・美肌・金運などにご利益がある神社です。
3-1 御霊神社の歴史
御霊神社の始まりは、八十嶋祭の祭場とされた圓神祠であり1000年以上の歴史があります。
八十嶋祭とは、天皇即位礼である「大嘗祭」の翌年に行われる王位継承儀礼の一つです。
文禄3年に、豊臣秀吉が小祠乾八幡宮と源正霊社を合祀したことで「御霊神社」という名称になりました。
御霊神社に祀られているのは、天照大神荒魂・津布良彦神・津布良媛神・応神天皇・源正霊神の五柱です。
3-2 御霊神社のパワースポット
霊神社の境内には、五福恵比寿様が祀られている「東宮」もあります。金運上昇を願いたい方はこちらを参拝すると良いでしょう。
他にも境内の右奥には、末社である「松之木神社」や「大黒社」も鎮座されています。
財運・開運の神様が祀られているため、企業の業績を伸ばしたい方などにもおすすめです。御霊神社と合わせて参拝すると良いでしょう。
3-3 御霊神社の基本情報
御霊神社 | |
公式ホームページ | https://www.goryojinja.jp/ |
住所 | 大阪府大阪市中央区淡路町4-4-3 |
TEL | 06-6231-5041 |
アクセス方法 | 地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」より 徒歩約5分 |
駐車場 | 有り |
4.難波神社(大阪市)
大阪市中央区を訪れた際は「難波神社」も合わせて参拝しておきましょう。
難波神社は古くから船場の商人たちがお参りしている神社で、厄除け・五穀豊穣・所願成就のご利益があります。
4-1 難波神社の歴史
難波神社は、5世紀前半に反正天皇が丹比柴籬宮で即位した際に父である仁徳天皇をご祭神として創建したのが始まりです。
943年に朱雀天皇の命令により、現在の大阪市天王寺区上本町に遷りましたが、豊臣秀吉が大坂城を築城した後の1583年に現在の場所に遷座しました。
第二次世界大戦で全焼した難波神社は再建され、現在でもより多くの参拝者が訪れています。
4-2 難波神社のパワースポット
難波神社の注目ポイントは「鞠を持った狛犬」です。境内には稲荷神社もあり、大きな狐の狛犬が4体います。どちらも珍しいため、参拝するとご利益得られるはずです。
また、末社には「金刀比羅神社」があり、ご祭神に大国主大神を祀っています。
末社 金刀比羅ことひら神社
西門横にある。
もとは堀江のお旅所の東南隅にお祭りしてありました。由緒は不詳ですが、江戸時代の創建当初に祭られたものと思われます。出典:難波神社HP
大国主大神は航海安全の神様と知られていますが、農業や商業・商売の神様としてもご利益があるので、仕事で金運を高めたい方は参拝してみると良いでしょう。
4-3 難波神社の基本情報
難波神社 | |
公式ホームページ | nanba-jinja.or.jp |
住所 | 大阪府大阪市中央区博労町4-1-3 |
TEL | 06-6251-8000 |
アクセス方法 | 地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」より徒歩約5分 |
駐車場 | 有り |
5.住吉大社(大阪市)
「すみよっさん」の愛称で親しまれる住吉神社は、全国的にも有名な神社です。家内安全・商売成就・縁結びなどのご利益があります。
5-1 住吉大社の歴史
大阪にある住吉大社は、創建から1800年以上と長い歴史を持っています。全国に2000社以上の住吉神社がありますが、住吉大社はその総本社です。
211年に神功皇后が朝鮮半島の新羅を平定し、帰国後に「住吉大神」をこの地に祀ったことが始まりだとされています。
住吉大神は「航海安全の神・海の神」として知られているため、古くから航海関係者や漁民の間で崇敬されているのです。
5-2 住吉大社のパワースポット
住吉大社の末社は商売繁盛の神様である「お稲荷様」で、金運アップに効果があるといわれています。
また、五所御前の玉垣に敷いてある砂利には「五」「大」「力」の文字が書かれていることも注目ポイントです。
3種類見つけてお守りにすると、願いが成就すると伝えられているので、ぜひ探してみてください。見つけた石は、お財布やカバンなど肌身離さず持っておくと良いでしょう。
5-3 住吉大社の基本情報
住吉大社 | |
公式ホームページ | https://www.sumiyoshitaisha.net/ |
住所 | 大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89 |
TEL | 06-6672-0753 |
アクセス方法 | 南海本線「住吉大社駅」より徒歩約3分 |
駐車場 | 有り |
6.瓢箪山稲荷神社(東大阪市)
瓢箪山稲荷神社は、日本三大稲荷の1つとして有名な神社です。金運・開運・商売繫盛・縁結びなど総合運の神様が祀られています。
6-1 瓢箪山稲荷神社の歴史
瓢箪山稲荷神社の創建は1583年、豊臣秀吉が大坂城を築城する際に鎮護神として伏見桃山城から「ふくべ稲荷」を勧請したことが始りです。本殿の背後にある小丘が瓢箪型の古墳であったことからこの名称が付けられました。
また、瓢箪山稲荷神社は「辻占の総本社」としても知られています。辻占とは通りすがりの人の言葉を占うものであり、現在のおみくじのようなものです。
6-2 瓢箪山稲荷神社のパワースポット
瓢箪山稲荷神社の主祭神は、金運や繁栄にご利益がある「若宇迦乃賣命」です。
本殿を参拝するだけでも効果が期待できますが、さらに効果を高めたいなら「金運隆昌守」を授かりましょう。
金運隆昌守は神狐と福瓢が描かれた縁起の良い金運上昇のお守りです。メタルゴールド製となっているため、ご利益も十分受け取れるでしょう。無くさないように大切に持っておくことが大切です。
6-3 瓢箪山稲荷神社の基本情報
瓢箪山稲荷神社 | |
公式ホームページ | ‐ |
住所 | 大阪府東大阪市瓢箪山町8-1 |
TEL | 072-981-2153 |
アクセス方法 | 近鉄「瓢箪山駅」より徒歩約5分 |
駐車場 | 有り |
7.田蓑神社(大阪市)
大阪市西淀川区佃に鎮座する田蓑神社は、宝くじ高額当選のパワースポットとして注目を集めています。
住吉大社とも深い関係があるため、金運をアップさせたい方はぜひ一度参拝してみてはどうでしょうか。
7-1 田蓑神社の歴史
869年創建の田蓑神社は、三韓征伐から帰ってきた神功皇后が難波の田蓑嶋に立ち寄った際に、当地の漁師が「白魚」を献上したことがきっかけで建てられました。
当時は漁師が祀られていましたが、時期に神功皇后も奉斎されています。そのため、漁業や産業・商業繁盛のご利益があり、多くの商売人が参拝に訪れるようになったのです。
7-2 田蓑神社のパワースポット
田蓑神社には宝くじ高額当選のご利益があると噂されていますが、それは境内の狛犬から来ています。
狛犬の足を触って当選を祈願すると叶うといわれているため、宝くじを購入する前に試してみると良いでしょう。実際に狛犬の足を触って祈願したら、2度当選したという事実もあります。
他にも、宇賀御魂神を祀る稲荷神社があるので、田蓑神社を訪れた際には一緒に参拝しておくと良いでしょう。
7-3 田蓑神社の基本情報
田蓑神社 | |
公式ホームページ | https://www.tamino-jinja.com/ |
住所 | 大阪府大阪市西淀川区佃1-18-14 |
TEL | 06-6471-5416 |
アクセス方法 | 神本線「千船駅」より徒歩約15分 |
駐車場 | 無し |
まとめ
大阪府には、金運上昇や商売繁栄にご利益がある神社が数多く存在します。参拝方法はそれぞれの神社で異なるため、マナー違反にならないように事前に確認しておきましょう。
特にお金に関する願い事を祈る際は、先に挨拶をするなど礼儀を押さえておくことが大切です。自分の欲ばかりにならないように、丁寧な参拝を心掛けましょう。